岡田斗司夫・大阪芸大講義中継「クリエイティブ概論」5月 - ニコニコ生放送[2012/05/18(金)23:59まで]
見ながらメモしたのであげてみる。
才能とは何か?
- 佐藤大さん/構成作家
- どうしたら、シナリオライターになれるのか?
- いくらでも、文章が書けるか?(映画を見ているとかアニメが好きとか)その場で立ってかけるぐらいのひと。書く事が好き
- 何でも知っている。我を通してやりたい事を場合、何でも知っている必要がある。その場の人間にを納得させられる知識が必要。(もちろん相手も知識があるのでそれを凌駕する必要がある)。ネットで拾える程度の知識ではなく(その場で誰でも調べられる程度の物ではない)、本などめんどくさい手段で集めていく。
- どうしたら、シナリオライターになれるのか?
面白い話がかけるなど才能もあるが、その前の前提として必要。
この考えは、プロの高見を目指す人の考え方。トップ5%のさらに1%を目指す人向け。
本当に目指すのであれば、30歳ぐらいまでにたどり着いていなければならない。
クリエイティブの能力をのばす手順
いきなり、物を作るのは難しいので段階を踏む。
- 第一段階:面白い物を探す
- 意識的に、自分がいつも見ている物ではなく、違う物を見たりする。
- いつも見ている物を、見続ける事が探す事ではない。
- アニメが面白かったからといって、アニメを見続けるのはただの消費者。だんだんと、興味の範囲が狭まっていく。
- たとえば、本屋に行ったときに、自分の好きな作家さんの本を見るだけではなく、全然関係ない本棚に行って背表紙を見ていく。そして、興味が出た物を読んでみる。
- サーチする能力を磨く。人間の感性が多感な時期は14歳から15歳。
- 慣性を広げる癖をつける。義務にしては行けない。
- 第二段階:面白い事をまとめる
- 2時間の映画がまるまる面白いわけではない。開始から1時間後とか。
- 面白いところをまとめて相手に伝える。
- たとえば、アニメなど口頭でこうこう面白いんだよでは伝わらない。実際に、パソコンなどでアニメの面白い場所をまとめて編集してみる。
- 面白い物を並べて分類する。
- 第三段階:入れ替えてみる(遊ぶ)
- 第四段階:面白い物をまとめてひとつの作品をつくる(プロモーションビデオを作る)
- 第五段階:思い切って編集してみる
- 補足
- クリエイティブがいかに簡単な物か?
- アマチュアとして、学生として面白いものを作ってみる必要がある。
- まず、モノマネからやっていかないと上手くならない。
- 他人から、モノマネと言われても気にせずにやる。
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- いきなり高いところを見すぎずに、低いところから段々あげていく。
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- 海外の美術の授業は模倣をやらされる。徹底的にまねをさせる。
- 技術力は勝手についてくる。
才能に関して
興味がない状況が”才能がない”。
たとえば、絵に興味がある。(才能がある)
じつは、それがとても大事。
プロとアマチュアの差それで食べていけるか?
才能でひっかかり挫折する。
才能マップ、わかること(興味がある)、わからないこと(興味がない)を書いていく。
→細かく書いていく。
マンガだけではなく。具体的にしていく、このマンガは好き、嫌い。
スポーツを見るのは嫌い(わからん)、スポーツをするのが好き(わかる)
なるべくジャンルではなく、具体的に書く。スポーツ→野球、サッカーなど。ゲーム→RPG、シューティング、ポケモン、など。
その中で何に一番引かれるのか?
→興味のある物を組み合わせてみる。なるべくいままでない組み合わせで組み合わせる。
興味のない物をみて、興味のある組み合わせが出来ないことを排除する?
興味がある事は才能がある。出来る事、楽しい事をやる。
どのように発展させるか、これは知らないからやらない、コレはよく知ってるな。
レストランをするのであれば、魚はわからないからあまりおかない、肉はすきだから多くなる。
才能がある人は、人の言う事を聞けない。
ちょうどいい才能がある人が生き残る。
思いつくや最後まで出来ることは才能。
ストレートに表現するだけがいいわけじゃない。野球を好きだから、プレーするとかだけではなく。
退路を断つのはまずい。バイトをしつつ、クリエータ活動をする。
1000人に1人が成功する道。
ガイナックスはアニメがわかるから会社を作った。
学生が書いた才能マップを元に考える補助線を提示。(実際にニコ生見てね)
自分の出来る事を幅広くとらえて自分のやりたい事を見つける。
蛇足
自分の才能マップを書いてみたが。いまやってる事は向いてるなとは思ったりした。
やり始めた事を面白いと思うことと、関連する事に興味を持つという才能があるから何でも楽しめてしまうというのもあるかもしれないが。