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問題がモンダイなのだ

問題がモンダイなのだ (ちくまプリマー新書)
山本 貴光 吉川 浩満
筑摩書房
売り上げランキング: 14712

ゲームの教科書(ちくまプリマー新書)と同じ著者。こっちの本の方が面白かった。


内容としては個々の問題に対しての解答ではなく問題とは何かをゆるく定義する。問題を無問題(解決)化する方法の種類の定義。問題の発見方法が書かれている。

十九世紀の心理学者ウイリアム・ジェイムズは、「自由」の対義語は「不自由」ではなく「自動化」だと考えた。
自動化とはなにか。それは、動作や言動がひとりでにオートマティックに決まってしまうことだ。
〜中略〜
自動化された言動には自由が顔を出す余地は少ない。逆に言えば、自由とは選択の余地を持っていること、自動化にさからうことだと考えてよいだろう。

P.121-P.122 問題がモンダイなのだ

日々の生活が自動化、同じループになっていないだろうか?