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国盗り物語1巻、2巻(斉藤道三編)

ピックアップ紹介。
初めて司馬遼太郎読んだんだけど。すげー面白かった。何でいままで読まなかったんだろうと後悔。


斉藤道三とは織田信長明智光秀の師匠?にあたる人。
なので、信長の父親信秀と戦ったりしている。
1巻、2巻は道三が美濃の国を盗るところまでの話が書かれている。
1巻のポイントはど無駄にエロイ。
2巻はいい言葉があるので引用しておく。

庄九朗の信じるところでは、「その気運が来るまでのあいだ、気を長く待ち、あらゆる下準備をととのえてゆくものが智者(ちぃしゃ)である」といい、「その気運が来るや、それをつかんでひと息に駈けあがる者を英雄」という。
国盗り物語2巻 P.315より

ちなみに庄九朗は道三のこと。複数回名前が変わっていて最後の名前が斉藤道三となる。本編では庄九朗で通されている。


あと、道三が直接語ったわけではないが著者が同時代にマキャベェリが残した言葉と同意権であるとういうことで引用している。

人間とは、
一、恩を忘れやすく
二、移り気で
三、偽善的であり
四、危険に際して臆病で
五、利にのぞんでは、貪欲である
国盗り物語2巻 P.326より

この後に道三の言葉と関連付けて書かれているので気になる方は本書で。


欠点は1巻のボリュームが多いので時間がかかるのが難点
とはいえ、国盗り物語3巻、4巻は信長編なので楽しみ。というか読みます!!

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