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桜井政博のゲームについて思うことX

初めて手に取ったんだけど4冊目らしい。
大乱闘スマッシュブラザーズ』、『星のカービィ』などの代表作を持つ桜井政博氏が
週刊ファミ通に連載しているコラムをまとめた本。


ゲームについてとうか、ゲームを絡めつつ考え方に関してを、なるべくわかりやすく説明しようと書かれている感じがする。


中学、高校生辺りが読むといい本だと思うだけど1000円はちょっと高いかね。
まあ、その層で読みたい子はファミ通本誌で読んでいるか。


個人的に良かったところ

わたし自身は・・・・・・というと、自分ができうる”芸”が他者に求められるからだと思っています。

p.34 あなたはなぜゲームを作り続けるのか?

自分は人に求められるほど芸達者ではないが人に求められる芸を身に着けるべく日々何かをするという方向で進めている。やはり、芸達者な人に対しての対価(お金だけではなく面白い仕事など)は大きいく楽しいことが出来るようになるんだなと再度理解した。


あと、何回目か忘れたけどアキバ系!電脳空間カウボーイズでケイス氏や石丸氏も「自分達はプログラミング芸者ですから」的なことを言っていたなぁ。

「残業する人は手順が悪いからで、しっかり就業時間内に終えて帰るのがデキる人」みたいなこと、言われますよね。「時間は作ろうと思えばいくらでもできる」、とも言われます。それが間違いだとは言わないけれど、ンなわけないだろう、とも言いたい。それに当てはまらない局面は、ホントにいっぱいあります。がんばればがんばるほど、長い目で見れば自由がなくなるという矛盾がありますがそれに価値を感じるときには、躊躇せず突っ込んだらいいのかなぁと。

P.92 お受験のような

双方の意見はわかるんですよね。前提条件が違うのですよね。
デキる管理者さんの意見が前者でクリエータさんの意見が後者なんですよね。


デキる管理者さん的には、なるべく業務を定型化して行き処理時間を短くする。そのことにより就業時間内終えて帰る。
時間を作る方は前後に作業順序をずらしたり、他の人に作業を振ったりして時間を空けるわけです。
イレギュラーが起こるがパターン化して行きどこかで収束するのでこういう意見が出てくるのではないかと思います。


リエータさん的には新しい物事をクリエイトするとなるなるとトライ&エラーの連続でしかも条件が少しでも変わっただけでいままでの苦労が水の泡になったりする。
ですが、作り上げるために、ホントに自分何やってるんだろうと思うぐらいがんばる*1わけです。


あと、双方ともに場所(会社ややることなど)によって評価が変わってくるのでどちらがいいと一概には言えないということなのです。


あとこの辺りの話は良かった

  • 喜ばれる成果で
  • 上は下なり、下は上なり

*1:時間とか生活などを気にせず